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リンパの詰まり

リンパという言葉を良く聞きけどそもそも何?

そう思われてる方もいると思います。

リンパとは血管に沿って身体中に張り巡らされているリンパ管という管、そしてその中を流れるリンパ液、そしてその液が逆流しないようにするための一方通行の弁(リンパ節)の3つのものをまとめての総称をリンパと呼んでいます。

リンパは大きく分けて排泄機能と免疫機能の2つの重要な役割を果たしています。

リンパ管は簡単に言えば身体の中の排水管のようなもの。体に溜まった老廃物を排泄します。

血管は血液を身体中に運び栄養分が細胞の代謝や増殖に使われます。その後に細胞廃液を捨てる場所がリンパ管なのです。身体中で捨てられた細胞廃液は近くの血管には戻らずに、血管とは別ルートの一方通行のリンパ管を通って運ばれ、やがて心臓近くに集められて、最終的には尿として体外に捨てらます。

身体中の汚れが最終的に集まるリンパ節をテルミヌスと言い、左鎖骨の上部分(へこんだところ)にあります。

このテルミヌスが汚れで詰まっていると押さえるだけで痛みを感じます。

もし、あなたが左鎖骨中を押さえると痛いと感じているなら、それはリンパ詰まりによって新陳代謝がかなり悪くなっている証拠であり、漢方で言う未病(病気になる一歩手前)にあたります。

これは、例えば大きな川に流れ出す排水口が木やごみで詰まり、家庭排水が流れず、シンクの排水口が逆流してボコボコ悲鳴をあげている状態なんです。

そんなときは、肌の色もくすみ、むくみが出やすくなります。風邪が治ったのに、またすぐに風邪をひいちゃった・・・というほど、免疫力も落ちてしまっています。

免疫機能は身体に悪さをする菌やウイルスが入ってきた時やどこかケガをした時にいち早くリンパ管を伝いその箇所の敵と戦い身体を守る防衛隊のような役目をしています。

なのでリンパが詰まった状態だと免疫機能もうまく働けずにすぐに風邪を引いたり、治ってもまたすぐぶり返すといったように体調を崩しやしくなったりします。

これから寒くなり体が冷える季節はお風呂でゆっくりと身体を温めながら左鎖骨中から右鎖骨中と、痛さを感じなくなるまでやさしくマッサージしましょう。

さらに美容にとって重要なリンパの流れとしては、顔の汚れを流すリンパのラインです。両耳の耳たぶの下から、ゆっくりと首に向かってほど真下に向かって押してみてください。どこか、耳たぶの下部分から首の根元ライン上に痛いと感じる部分はなかったですか?

そこもリンパが詰まって、リンパ液が滞っている場所です。

顔の汚れはたまるとくすみやむくみによる2重顎や目の下のくまの原因になり、さらにはシワにもつながってきます。この首横のラインもしっかりと上から下方向に、鎖骨中に流し込むようにマッサージしてみてください。顔のむくみやくすみの改善に繋がります。

まだまだ、重要なリンパのラインはありますが、まずは耳たぶの下から首の根元、さらに鎖骨中までのリンパの流れを改善してみましょう。肌や髪をきれいにするにはリンパの流れを意識して汚れを早く身体から排出することも重要な1つです。

これをデトックス(毒だし)と言います。

体に老廃物が溜まった状態ではいくら良質な栄養を摂っても有効に使われません。体のメンテナンスや頭皮ケアも先ずはデトックスから始めてみましょう。

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